こんにちは。
高校時代は大の英語嫌い、大学でも一度も勉強しなかった「学ぶ猿」です
私は、大学卒業時、TOEIC200-300程度だった英語力が、2023年現在ではTOEIC855まで伸び、仕事でも実際に使っています(中国語と合わせてトリリンガルでもあります)。
「英語など、語学を勉強して、話せるようになりたい!」
と思っている方は多いのではないでしょうか?
また、
- 昔から英語などの語学が苦手だったので、今更勉強できるか不安
- 仕事も忙しく、節約したい。独学で勉強したいが、おすすめの勉強法がわからない
- 社会人や大人向きの語学の勉強法がわからない
のお悩みを抱えた方も多いのではないでしょうか?
お気持ち非常によくわかります!
私は高校時代、語学(英語)は大の苦手でした。
高校3年生の10月、旧センター試験用の模試で30点台を平気でたたき出す(200点満点中。。。)レベル。
当時、国立大学文系(二次試験の筆記が英語)を狙っていましたが、英語の担任が匙を投げるレベルでした。
「(国立を目指す)英語クラスで、俺の授業を受けることは認めないよ(笑)」とその担任が私のいないところで言っていたようです。。。
当時の英語クラスの生徒は大爆笑(爆)
無論、大学入学と同時に英語の参考書は全て処分しました(笑)←この辺プロフィールにも
→そこから一念発起し、26歳で改めて勉強し直し、今ではある程度英語を話せるようになりました!
上記の通り、私のような落ちこぼれでも再現性のあるおすすめの勉強法を皆さんに紹介します。
特に、「どうすれば話せるようになるか(アウトプットできるか)」に焦点を当てて解説したいと思います。
AIの発展に伴い、読み書きは精度高く、翻訳してくれる時代。やはり、直接のコミュニケーションである会話能力がこれから重視されますしね!
忙しい社会人の皆さんでも、独学で語学を学ぶ、おすすめの方法を紹介し、皆さんのお悩みを解決出来たら幸いです。
結論~独学で語学を学ぶ方法は4つ!
結論、語学を習得するための方法は以下の4つです。
①ターゲットの語学(英語)に対する興味を持つ
例えば、「友人(恋人)を作る」、あるいは、「好きな映画(ドラマ)を見つける」などです。
大事なことは、勉強を続けること、その仕組みを作ること。
そのためには、言語への興味・関心を持続させてください。
語学学習は、持続力が最重要です。
②文法をある程度頭に入れる
特に、大人が語学を覚える際は、文法をしっかり覚えた方が良いです。
文法=建築の骨組みみたいなもの。
文法が理解できていなければ、ただの単語の羅列となり、会話ではなくなります。
③積極的にアウトプットして、先生などに文章や発音を修正してもらう
文法をある程度、理解出来たらひたすらアウトプット(書く、話す)練習をしましょう!
今では、オンライン会話など普及して便利ですね。
※オンライン学習も含めて今では一人で勉強できるため、「独学」としています!
初めのうちは、単語やイディオム等はなかなか出てこないと思いますが、辞書を見ながら頑張ってアウトプットしましょう!
ところどころ間違えると思うので、先生などにしっかり修正してもらってくださいね。
④正しい文章や発音を繰り返し覚える
修正してもらった後は、ノートなどに正しい文章や場面にあった適切な単語を書き留め、文章や発音を繰り返し覚えましょう。
文法がある程度理解できていれば、覚える作業に集中できます。
会話ができるようになるには、自分なりの文章を如何にストックできるか。
文章を覚えてしまえば、後は単語を入れ替えるだけで会話が出来ます。
結局、地道で気が長くなる。。。
というツッコミも勿論理解できます!
しかし、一部の語学習得における天才(世界にはいるんですよね。短期間で2-3か国語を覚えられる人間が。。。)を除けば、この地道な方法が欠かせないと私は考えます。
他方、アウトプットは、我々30歳前後の世代の英語学習にはあまり重要視されてこなかったものです。
英語を10年前後勉強しても、話せるようにならないのはここに原因があるのですね。
読み書きのインプットと話す書くのアウトプットは全く違います。
そして、「ビジネスの場面で使用したい」、「転職等でアピールしたい」、「英語で友人らと話したい」という場合、アウトプットできるかが重要ですよね。
以下、この4つの方法について詳細に説明します。
独学で語学を学ぶ、おすすめの勉強法
ターゲットの語学(英語)に対する興味を持つ
ここは一番重要です!
大半の読者の方や私のような普通の人間が外国語を覚えようと思えば、気の長い時間が必要になります。
勿論、今回紹介しているように、ある程度効率の良い・適切な方法で勉強することも大事ですが、それでも時間がかかります。
「興味・関心を持つ」ことが「続ける」ための大きなエネルギーになります。
私の場合は変則的ですが、まず中国語(北京語)から習得しました。
そのエネルギーは、間違いなく、中国語を話す友人たちです。
元々、特別中国に興味があったわけではなく、なんとなく大学のプログラム(1か月の短期留学)に参加し、台湾へ行き、多くの友人が出来ました。
当時はお遊び気分で台湾に行ったので、当然中国語は「ニーハオ」しか知らず、歯がゆい思いもしました。
台湾人の学生何人か日本語ができたので楽しかったですが、もう少し中国語を話せるようになり、中国周辺の文化を知りたい!と興味がわきました。
帰国後、「中国語(北京語)を本格的に学ぶのなら中国大陸(北京周辺)を薦める。いわゆる北京語が中国語の標準」と当時の教授から助言を受けました。
そして、1-2週間で北京留学を決断し、現地で今回紹介する「アウトプット型」の勉強法を行い、飛躍的に中国語が伸びました。
この時、合計約400万円借りる予定だった奨学金を更に約100万円プラスしています(奨学金についてはまた別で記載します)。
私の場合、「続ける」エネルギーはこのような感じですが、何でも良いと思います。
おすすめは、友人や恋人を作り、日々相手に何を伝えたいか、辞書などで調べながら試行錯誤し、アウトプットし続けること。
語学はコミュニケーションのためのツールですよね。
何かしらの理由で自分の考えを伝えたい相手がいれば自然とモチベーションも上がり、持続可能です。
その他、「何かの映画やドラマを理解したい」、「収入アップのために語学を習得したい」でも何か続けることのできそうなエネルギーを見つけて下さい。
再三記載しているように、日々文法や単語などを理解し、使えるようにするには「続けること」が最重要です。
文法をある程度頭に入れる
結論で紹介したように、文法は例えるならば「骨組み」です。
ここを理解したかで、その次のアウトプットが大きく違います。
言いたいことが、なかなか英語で出てこない、ということは単語力もありますが、各場面に沿う文法力がないからだと考えます。
文法という骨組みがあって、その次に適切な単語という肉付けが必要になります。
よく、文法は会話にはあまり必要ないなどの論調も見かけますが。。。
極論はそうかもしれません。
特に、実際のビジネスシーンや友人との会話では、多少の文法上の間違いは気にしません。
しかし、単語の羅列だけの会話や大きな間違いだらけの文法では、間違いなく相手とのコミュニケーションは成立しません。
間違ったニュアンスで誤解を与えてしまう確率が高いでしょう。
語学は自分の想いを伝えるための重要なツールです。
ビジネスあるいはプレイべートで、伝えたいことが伝わらなければ意味がないのです。
また、イギリスの友人らが
I worked at home.
と過去形を使うべき場面で、
I work at home.
等と現在形を使用した場合、「バカだとみなされることが多い」とよく話します。
特に、アウトプットに慣れないうちは、I was~とする時にI am~などと言ってしまうことは多いです。日本人が話す英語なので、多少は大目に見てくれると思いますが、それでも相手に良い印象は与えません。
初めから、完璧な文法をマスターし、使いこなすことは不可能です。
よって、まずはある程度文法を理解した上で、間違いながらアウトプットを繰り返し、覚えていくというステップが必要になります。
一番初めに荒々しくても文法を理解した方が、その後のアウトプットのための効率も良いですしね。
そして、ある程度の英会話であれば中学英語の文法力で十分です。
完璧でなくても良いので、まずはざっくり理解しましょう。
「書く」というアウトプットしながらわかりやすく学ぶという意味では、最近読んだ中でこちらがおすすめです。
積極的にアウトプットして、先生などに文章や発音を修正してもらう
文法を学んだ後は、出来る限りアウトプットしましょう。
無論、読む・聞く・話す・書くの4技能全て重要ですが、アウトプット(書く、話す)のできる文章や言い回しは、多少早くても聞き取れますし、文字でも理解できます。
一方、インプット(読む、聞く)だけわかっても、アウトプットはなかなかできないものです。
高校受験まで、このインプット中心の授業を受けてきたせいで、多くの社会人の方は英語が話せないのです。
試しに、何か英字新聞の文章を声に出して読んでみて下さい。
黙読ではある程度意味を掴めても、スラスラ英文を話すとなるとかなり難しいと思います。
なので、アウトプットの練習が日ごろから大事になります。
今では、オンラインなどで良心的な値段でアウトプットの練習が出来ますね。
このサイトなんかは無料で体験レッスンが受けられるようです。
英会話のオンラインサービスが多くある中、無料の体験が複数回ついているのは稀ですよね。
このような体験レッスンも上手に活用していってください。
また、各オンラインサービスというよりは英語の先生によって、当たり外れがあります。
先生によって、私たちの英語の間違いを全く指摘しないで、ただ楽しく英会話して終わる、という人もいるからです。
そういうことにならないように、「私の英語の間違いをしっかり指摘してほしい!」としっかり頼みましょう。
先生達にとってみれば、「この生徒はやる気があるな」と思い、悪い気持ちにはならないはずです。
レッスンを受ける前に、このような文章は丸暗記していつでも言えるようにしましょう!
きっと、オンラインレッスンを効果的にしてくれますよ。
【おすすめのフレーズ】
もう少し、ゆっくり話してください | Please speak more slowly. |
もう一度言ってください | Cloud you say it again? |
発音など、間違えたら指摘してください | Please correct me when I make mistakes, like my pronunciation. |
文法的に間違えたらすぐに指摘してください | Please point out any grammatical errors immediately. |
正しい文章や発音を繰り返し覚える
さて、上記のようにオンラインなどで実際にアウトプットし、先生に間違いを指摘してもらったら、それをしっかりノートなどに書き留めておきましょう!
アウトプットのやりっぱなしだけではダメで、修正してもらった文章や発音を自分のものにするまで、しっかり覚えます。
私生活や公式の場でそれらが使えるようになるまで、
アウトプット→修正→修正箇所の理解→正しい文章を暗記する
という作業を繰り返します。
途中、わからない文法や高度な単語が出てきたら辞書などで調べましょう!
※因みに、単語を覚えるというステップは語学を習得する上で当たり前ですよね。
正しい文章を覚えることが出来れば、後は場面に応じて単語を入れ替えて使うだけです。
例えば、「机の上に私のスマートフォンがあります」という英語は、
There is my smartphone on the table.
このsmartphoneやtableの位置に別の単語を入れるだけで、いろんな表現ができるようになりますよ。
また、正しい文章を覚えてしまった後は、そのような文章もある程度簡単に聞き取ることが出来るというメリットもありますよ!
様々なパターンの文章をどんどん自分のものにしていってください!
因みに、色んなテキストの重要フレーズを覚えようとしてもなかなか頭に入りにくいと思います。
私は語学が元々苦手だったのでそうでした。
やはり、自分の言いたかったこと文章を正しく修正してもらい、その文章を覚えようとするとスッと理解できます。
「自分事」のように捉えた方が何事も理解が早い、ということですね!
まとめ
私の場合は、中国語で外国語の学習ノウハウを理解していたので、20代後半で再度英語に挑戦となってもそこまで壁がなかったのかもしれません。
一つの外国語を習得すれば、その後の英語学習に対する心理的ハードルも低くなりますね!
私がなぜそんな道を辿ってきたかは一旦置いといて、英語を習得したいという方は是非、4つの方法を実践してみてください。
今は円安の時代ですし、現地へ行って短期留学という選択肢もなかなか限られると思います。
オンラインサービスなど、現地に行かずとも、安価にアウトプットの練習をする場はいくらでもあります。
是非何かご自分に合う、練習の場を見つけてみて下さい!
※体験だけならば、無料ですよ!
コメント
私も英語と中国語を勉強しています!
文法も近いものがあるので、とっつきやすいですよね!
コメント大変ありがとうございます。ご指摘の通り、文法は似てますね!どちらもネイティブレベルを目指して日々精進していきたいと思います!